みなさま、はじめまして。今年の春に愛媛県の松山大学を卒業した一宮嘉仁と申します。
私は大学2年次の2009年8月―10月の3ヶ月間、夢古道おわせでインターンシップに取り組みました。そして、この春から㈱熊野古道おわせへ入社し、夢古道おわせで働かせていただきます。(その経緯については次の記事で書かせてください!)
今回、綴りたいのは、僕のインターンシップ期間中の100のありがとう風呂についての出来事です。
私が関わった2009年の『敬老の日・全国一斉!100のありがとう風呂』でのこと。イベント期間中、夢古道の湯に足を運んでくださったおじいさんがいました。そのおじいさんは浮かべられた入浴木を見て、大変感動してくださいました。
本当に、本当に、うれしそうにほほえんでいました。その表情を見て、ふと自分のじいちゃん、ばあちゃんの顔が浮かんだのです。
「日頃お世話になっているじいちゃん、ばあちゃんにありがとう、って伝えたいな。」
そんな気持ちで、入浴木に日頃の「ありがとう」の想いを込めてメッセージを送りました。
3ヶ月のインターンシップを終え、愛媛に帰ってじいちゃん、ばあちゃんの家を訪ねました。すると、私が送ったメッセージ入浴木は仏壇に飾られていました。上の写真はそのときのものです。
100のありがとう風呂はありがとうを伝える側も、ありがとうを受け取る側も、みんなの心が温まるイベントです。2012年の母の日にも日本中がこの『温かさ』で包まれることを祈っています。