3.11より1年。
今日は尾鷲市内も14:46にサイレンがなり、黙祷しました。
熊野古道は古より亡くなった大切な方に会える場所といわれてきたそうです。
我々がその土地に住み、熊野古道が通る森のそばで仕事をし、そしてその森を守る活動として、霊木と呼べるやもしれぬ、この土地の木にメッセージを書き、家族の絆を訴えかけるという、この企画を考えたことすら今日だけはなにか繋がっているような。そんな気がしました。
きっかけは2年半ほど前。
震災が起こる1年半ほど前、高齢者不在問題や、幼児虐待のニュース。日本人が本来持っているはずの優しさが薄れていっているような・・・
そんなことに端を発し、夢古道の湯1社ではじまった企画は、日本全国に瞬く間に広まりました。
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そして3.11。
我々はあまりにも大きな犠牲の前に深い悲しみに包まれました。
それと同時に、復興という名のもとに立ち上がる人々。そして東北を中心に繰り広げられる力強い応援とそこに生きる方々の底力。
夢古道の湯が、できること。
日本全国に広まった「ありがとう風呂」の仲間と一緒に。
温かさを感じてもらうこと。
湯の温かさと、人の気持ちの温かさ。体だけではなく心まで温めたい。
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2012.3.11 強く・・・そう想いました。
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日本中に届け。この想い。広がれ、ありがとうと感謝の気持ち。
伊東将志